パワハラ防止法義務化で中小企業は何が変わる?

公開日:2024/06/05 最終更新日:2025/11/18
パワハラ防止義務化

パワハラ防止法義務化で中小企業は何が変わるのか、についてお伝えします。現在、法律により、すべての企業において、パワハラ防止対策が義務付けられているのです。しかし、どのような取り組みが必要なのか分からない、という事業者の方も多いのではないでしょうか。パワハラ防止法の対象や取り組みの注意点について、詳しく紹介します。

パワハラ防止法の対象とは

パワハラ防止法とは、正式には「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び就業生活の充実等に関する法律」のことであり、通称では「労働施策総合推進法」と呼ばれています

この法律は、2020年6月に施行され、当初は大企業にのみ義務化されていましたが、2022年4月には中小企業にも義務化が拡大されました。

パワハラ防止法には違反した場合の罰則は設けられていませんが、厚生労働省から勧告を受ける可能性があります。さらに、勧告に従わなかった場合、企業名が公表されることもありますので、企業としては注意が必要です。

パワハラ防止法の対象になる中小企業の定義

パワハラ防止法の対象になる中小企業の定義は、以下のとおりです。資本金の額または出資の総額が5,000万円以下もしくは常時使用する従業員の数が50人以下の小売業。資本金の額または出資の総額が5,000万円以下もしくは常時使用する従業員の数が100人以下のサービス業が該当します

資本金の額または出資の総額が1億円以下もしくは常時使用する従業員の数が100人以下の卸売業。資本金の額または出資の総額が3億円以下もしくは常時使用する従業員の数が300人以下の上記以外の業種です。

パワハラ防止法で求められる中小企業の対応

中小企業がパワハラ防止法で求められる対応は以下のとおりです。

事業者のハラスメントに対する方針の明確化およびその周知と啓発

事業者はハラスメントに対する方針を明確にし、ハラスメント行為を明確に禁止する旨を就業規則に記載します。そして、この方針を全従業員に周知・啓発しましょう。さらに、違反した場合の処分についても明確に定めることが重要です。

ハラスメントに適切に対応できる体制づくり

ハラスメントに適切に対応できる体制を整えるためには、相談窓口の設置など、従業員がハラスメント行為があった場合にすぐに相談できる仕組みを整備する必要があります。これにより、従業員に安心感を与えられるのです。

ハラスメントが発生した場合は迅速かつ適切に対応する

ハラスメントが発生した際は、迅速かつ適切に対応することが求められます。まず、関係者への聞き取り調査などを通じて事実関係を確認しましょう。この際には、プライバシーに配慮しながら調査を進めることが重要です。

放置は法令違反となりますので、決して避けてください。ハラスメント行為が確認された場合は、被害者への謝罪や適切な懲戒処分など、迅速で適切な対応を行います。

また、ハラスメント行為が確認できなかった場合でも、被害者への配慮や再発防止のための対策を講じましょう。就業規則の配布や社員研修などを通じて、組織全体での意識向上と再発防止に取り組みます。

相談を理由とする不利益取扱いの禁止

相談を理由とする解雇などの不利益な取り扱いは許されません。このような行為は禁止されており、全従業員にその旨を周知しましょう。

パワハラ防止法に取り組む際の注意点

パワハラ防止法に取り組む際の注意点を以下に紹介します。

パワハラ行為の認定

パワハラの定義は、優越的な関係を背景とした言動であり、業務上必要かつ相当な範囲を超え、労働者の就業環境が害されるものです。パワハラ行為を正確に認定するためには、注意深い見極めが必要になります。

パワハラ対応マニュアルの作成

相談から調査、処分、再発防止までの流れをフローチャートで可視化したマニュアルを作成します。それぞれの段階での役割や権限を明確に設定し、ハラスメント問題に迅速かつ適切に対応できるようにしましょう。

相談窓口の外部委託を検討する

相談窓口を社内で設置する場合、相談内容が広まるリスクや、担当者の教育が必要です。外部委託された相談窓口は、相談者が匿名性を保持しやすく、安心して利用できる場を提供します。外部委託された相談窓口は、社内の窓口と併用することもできるのです。

まとめ

この記事では、パワハラ防止法の義務化による中小企業の対応について説明しました。パワハラ防止法はすべての企業に対し、パワハラ防止対策を義務付けています。中小企業に求められる対応は、方針の明確化や相談窓口の設置などです。取り組む際には、パワハラ行為の認定や対応マニュアルの作成に注意しましょう。社内相談窓口が利用しにくい場合は、外部に委託する方法も検討することをおすすめします。ハラスメントは社会問題として注目されており、法律で対策が義務付けられているため、企業全体で積極的に取り組むことが不可欠です。

オーダーメイドのハラスメント対策

株式会社パソナセーフティネット

株式会社パソナセーフティネットのPR画像 引用元:https://www.safetynet.co.jp/
心の専門家集団による"自社専用のハラスメント対策"
  • Point

    導入実績:法人企業2,000社+中央省庁、自治体他 / 年間33万人

  • Point

    会員数:150万人

  • Point

    専門家在籍:公認心理師、産業カウンセラー、臨床心理士、看護師、栄養士、ファイナンシャルプランナー、警察OB など

tablepressアイコン おすすめのハラスメント対策サービス比較表

イメージ
引用元:https://www.safetynet.co.jp/

引用元:https://www.armg.jp/

引用元:https://www.cuorec3.co.jp/

引用元:https://www.peacemind.co.jp/

引用元:https://www.t-pec.co.jp/
会社名株式会社パソナセーフティネット株式会社アドバンテッジリスクマネジメント株式会社クオレ・シー・キューブ株式会社ピースマインド株式会社ティーペック
導入実績法人企業2,000社+中央省庁、自治体他
会員数150万人
2,950社約3,000社約1,400社約1,500団体
外部相談窓口

従業員向け相談窓口
ハラスメント担当者向け事例相談窓口
就活ハラスメント対応ライン
カスハラ相談窓口
24時間体制(なんでも相談窓口)
有資格者(公認心理師、臨床心理士等)が対応
多言語対応

「アドバンテッジ カウンセリング」
24時間365日対応(電話/メール)
SNS相談、Web面談に対応
多言語対応(5ヶ国語+自動翻訳で数十言語)
ハラスメントだけでなくメンタルヘルス相談も可能

「社外相談窓口」サービス
臨床心理士、産業カウンセラー等の専門家が対応
電話、メール、手紙、Web面談
匿名相談、継続相談が可能
企業担当者への月次/都度レポート(緊急時即報)

「ハラスメント相談窓口(ホットライン)」
相談員は臨床心理士等の専門家
通報に至らない「もやもやした相談」も対応
相談受付後、原則3営業日以内に企業へ報告
多言語対応(英語中国語ポルトガル語スペイン語等)

ハラスメント相談サービス(ハラスメント総合プログラム)
公認心理師、臨床心理士等の有資格者が対応
電話相談、Web相談
研修

ハラスメント防止研修
カスハラ、就活ハラスメント研修
動画研修(eラーニング)
対面/オンライン対応

「ハラスメント防止研修」(管理職/一般職)
「無自覚ハラスメント防止研修」(グレーゾーン対策)
「カスタマーハラスメント基礎研修」(池内裕美教授監修)
EQ(感情マネジメント)研修によるパワハラ予防

「ハラスメント研修」(階層別:役員/管理職/一般/相談員)
「防止研修」だけでなく「相談員向けスキルアップ研修」が充実
Web講義、eラーニング、マイクロラーニング
カスタマイズ対応

「ハラスメント防止研修」(管理職/一般社員)
「インシビリティ(無礼な振る舞い)マネジメント研修」
「リスペクトトレーニング」
相談対応者向けスキルアップ研修

ハラスメント特化の研修メニューは明記なし
セミナー

無料セミナーを定期開催(「ハラスメント対策の実践ポイント」等)
アーカイブ配信等の記載もあり

人事労務担当者向けセミナーを定期開催
ハラスメント、メンタルヘルス、健康経営などがテーマ
アーカイブ配信(録画配信)あり

「ハラスメント対策公開セミナー」を定期開催
「ハラスメント相談員メール相談対応講座」
経営層向け説明会

人事経営層向けセミナーを開催
「ハラスメント防止」「カスタマーハラスメント」等のテーマ
セミナーレポートの公開あり

定期的なセミナーの開催情報なし
事案発生後のサポート

被害者への心理サポート(カウンセリング)
ハラスメント心理支援プログラム(認知行動療法的アプローチ)
人事担当者向け事例相談による対応支援
月間報告による状況把握

「ハラスメン ト行動変容プログラム」(懲戒対象者行為者向け)
被害者への心理的ケア(カウンセリング)
再発防止のための組織改善コンサルティング

「事実調査ヒアリング代行」(第三者の中立的立場で聴取報告書作成)
「行為者行動変容プログラム」(再発防止のための個別教育)
「ハラスメント問題対応コンサルティング」

「事実確認のためのヒアリング(事案調査)対応サポート」
行為者への「行動変容促進コーチング」
被害者へのケアカウンセリング
再発防止策の提言

相談内容の報告(本人希望時のみ)
法律相談サービス(弁護士相談、別契約)
惨事のこころのケア(CISM、事故や災害時等の心理的援助)
会社情報東京都港区新橋6丁目16-12 京阪神 御成門ビル7階東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー17階東京都千代田区神田錦町3-5-1 興和一橋ビル別館 5階東京都中央区銀座3-10-6 マルイト銀座第3ビル8階東京都台東区上野5丁目6番10号 HF上野ビルディング
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

テキストコンテンツアイコンおすすめ関連記事