ハラスメントはひとに対するいやがらせ、いじめなどの迷惑行為のことを指します。意図的に行っていなくても、相手側が不快な思いをしたらハラスメントになります。職場では上下関係を盾にして行うパワーハラスメント、性的ないやがらせを行うセクシャルハラスメントなどが代表的です。今回はハラスメントに対する防止研修について解説します。
ハラスメント防止研修とは?
ハラスメント防止研修とはどのような研修なのでしょうか。どんな方を対象にどんな研修が行われるのか解説します。
ハラスメント防止研修って何?
職場ではビジネスマナー研修や接客研修など必要に応じてさまざまな研修を行います。2022年には職場におけるパワーハラスメント防止措置が義務化され、法律で明確化が進んできました。
研修のひとつとしてハラスメント防止研修を行う職場も増えているのではないでしょうか。ハラスメント防止研修は、管理職向け、従業員向けなどにハラスメントに関する正しい知識を身につけてもらうために実施する研修となっています。
どんな研修を行うのか?
ハラスメント防止研修は具体的にどんな研修を行うのでしょうか。主に管理者向け、従業員向けにわかれた研修が行われることが多くなっています。
・管理者向け
管理者向けにはどのようなケースがハラスメントに該当するのか、ハラスメントに関する法律や育児・介護休業法の最新情報などの研修を行います。
また職場にハラスメントに関する相談窓口を設置しているか、相談する機会はあるかなど、管理職として気をつけなければいけないことなどの対処法についても講義を行います。
対策、防止策、具体的な事例などを挙げて管理側としてハラスメントに関するどんな対策ができるのか考える研修内容になっていることが多いでしょう。
・従業員向け
ハラスメント防止研修は管理者向けに行うのはもちろんですが、従業員全体にも向けて行うのがよいでしょう。管理者がいくら防止策を講じていても、従業員がハラスメント防止に関する意識を持っていなければハラスメントが発生してしまう可能性があります。
従業員向けにはハラスメントとはどのようなものがあるのか、行ってしまうとどんな影響やリスクがあるのかなどについて研修を行います。ハラスメントに関する知識を深めたり、当事者意識を持ったりするような内容になるでしょう。
また従業員全体には、ハラスメントに関する相談先を周知しておきましょう。社内に相談窓口があるならその利用方法、社外の相談窓口を利用するのであればその利用方法などを研修で周知しておくのがおすすめです。
またハラスメントが起きないよう、職場でコミュニケーションを円滑に取る方法、感情をコントロールする方法などの研修を行うことでハラスメントが起きにくい職場づくりを行いましょう。
ハラスメント防止研修の効果
職場でとくにハラスメントが発生している雰囲気は感じられないので、わざわざハラスメント防止研修は行わなくてもよいのでは、と感じる方もいるかもしれません。研修を行うことでどんな効果があるのか解説しましょう。
職場環境に変化がある
ハラスメント防止研修を行うことで、管理職の意識の変化が起き、職場環境がよくなるという効果が得られることが多いです。
管理職が、ハラスメントが起きないよう適切な対処法を学ぶことで適切なマネジメントができるようになる、管理職から一般の従業員へのコミュニケーションの取り方を意識するようになるなどの効果が期待できるでしょう。
コミュニケーションが活性化する
ハラスメント防止研修を行うことで、従業員全体のハラスメントに関する知識や意識が高まると、適切なコミュニケーション方法でコミュニケーションを取ろうとするようになるでしょう。また企業が防止対策を行ってくれるため信頼感が増して安心して仕事がしやすいという効果も期待できます。
ハラスメント防止研修の進め方
ハラスメント防止研修を行おうと思った場合、どのように進めていければよいのでしょうか。一般的な進め方について解説します。
社外のサービスを活用する
社内の人間では専門的な知識がないという場合は専門的な研修を行っている会社に研修を依頼するのがおすすめです。ハラスメントはデリケートな問題なので高い専門性を持った外部の講師に研修を依頼することでスムーズに研修が進むでしょう。
集団への講義だけでなくグループでのディスカッション、個別の面談、フォローアップなども行ってくれるサポート力が高いサービスを利用するのがおすすめです。
どんなサービスを行っているのか、どんな講師がいるのかなど気になるサービス会社があれば資料請求を行ったり相談を行ったりして、どんな研修を行うかどうか計画を立てていきましょう。
社内で防止策を講じる
社外のサービスを利用する前に社内でも防止策を講じたいという場合は、社内で集団研修を行ったり、eラーニング・動画でハラスメントについて学ぶ時間を設けたりできるでしょう。社内の対策で不十分だと感じた場合には社外のサービスを活用するのがおすすめです。
まとめ
2020年にパワーハラスメント防止措置が義務化され、2022年には努力義務だった中小企業にも義務化が拡大されました。ハラスメントを防止する取り組みを行うことが望ましいとされます。職場環境をよくするためにハラスメント防止研修を行いましょう。社内での研修が難しい、不十分という場合は高い専門性を持った外部サービスを利用するのがおすすめです。
-
引用元:https://www.safetynet.co.jp/lp/harassment/会社規模や役職ごとに適した研修を提供
株式会社セーフティネットでは、2,000社を超える企業や団体の導入実績を誇るハラスメント対策サービスです。管理職から従業員まで働く人すべてを対象とした動画研修や、ハラスメント担当者向けのセミナー動画など、会社に合わせた研修パッケージを選ぶことができます。